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錦織圭選手の成長の裏側:マイケル・チャンコーチ

マイケル・チャン 錦織圭 この記事は約 6 分で読めます。 2,164 Views

いま世界が注目している錦織圭選手とそのコーチであるマイケル・チャン氏。最近の錦織の活躍に大きく貢献していると言われていますが、どのようなことを教えているのか気になりますよね。

マイケル・チャンの現役時代はご存じない方も多いのではないでしょうか?簡単にウィキベディアで調べてみると・・

マイケル・ターペイ・チャン(Michael Te-Pei Chang, 中国語名 張德培, 1972年2月22日 – )は、アメリカ・ニュージャージー州ホボーケン出身の元男子プロテニス選手。1989年の全仏オープン男子シングルスで「17歳3ヶ月」の大会最年少優勝記録を樹立した。台湾系の選手で、男子テニス選手としては身長175センチの小柄な身体である。ベースライン・プレーヤーで、どんな球でも粘り強く拾いまくるフットワークを持ち味とした。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。シングルス自己最高ランキングは2位。ATPツアーでシングルス34勝を挙げた。(Wikipediaより)

4大大会の男子シングルス最年少優勝記録(17歳3カ月)をもつマイケル・チャン氏(41)

そして、コーチをお願いすることにしたきっかけは、なんと震災後のチャリティーイベントと言われています。

チャンは、錦織がフェデラー戦で負けたことに関して「相手を尊敬しすぎて、気後れするな」と当時の錦織には耳の痛い、的確なアドバイスしています。おそらくチャンは、錦織がフェデラーに勝てる実力を持っているとすでに見抜いていたのではないでしょうか。

そのチャリティーイベント後、錦織とチャンはメールでやりとりし、彼の指導のもとトレーニングを始めることになりました。トッププロを指導した実績がないチャン氏でしたが、

・身長が低くても、素晴らしい実績を残していたこと。
・錦織とプレースタイルが似ている面があったこと。
・トップ10で勝ち続けるための厳しさを経験していること。
(チャンにも全仏優勝後、90、91年にトップ10に定着できない時期があった。)

などが錦織がコーチとして迎えるにあたって決め手となったようです。

はじめのトレーニングは、チャン氏の自宅がある米カリフォルニアでの2週間のトレーニング。錦織はてっきり精神面の強化を重点的にするかと思っていましたが、実際は体育会系的なきついトレーニングを中心に行い技術・肉体の強化を行ったそうです。

マイケル・チャンは、
「サーブでトスを上げる位置を今までは真上に上げていたのを、少しだけ右斜め前にしろ」
「フォアハンドでベースラインと並行して足を置いていたショットでも、ほんの少し左足を前に置いたほうが、腰の回転が利いて威力が増す」
「しっかり足をセットしてから、いちばん力の入るところで打つ。反復練習が大事だ。フォアは得意なショットだが、100%決めない。」
(錦織選手のインタビューを参考)

など、技術面に関しても色々なアドバイスをしました。それに対し、錦織は、今までの自分の良いプレーも崩れるのでは?と心配しましたが、彼のアドバイスを実際に実践することによって納得でき不安も徐々に消えていったそうです。チャンの的確かつ細かい指摘、そして問題を1つ1つ丁寧に論理的に説明してくれるとこが錦織選手に合っていたのかもしれませんね。

(個人的には、チャンが持つ自信や言葉の強さが錦織に伝わり、錦織もこれでいいんだ!と自信が持ててきたのではないかと思いました。同じアジア人をコーチとして迎えることによって成長できた部分があったのではないでしょうか。)

▼バックハンドの練習
最近の試合でもバックハンドの安定性がすごくありますよね。体勢が良くない時でも、深く角度のあるショットを打てているのは、こういった細かい調整・練習がじわじわと生きて来ているのかもしれません。

▼フォアハンドの切り返しの練習

◎錦織選手より

 「一番心に残っているのは、練習でどれだけ自分を追い込むかによって、試合を楽に戦える、と。練習はきついですけどね。いじめられてます。ただ、今までにないやる気というか、光は見えてきた気がします」

※出典元:朝日新聞Digital
http://www.asahi.com/
articles/ASF0TKY201312260402.html

◎マイケル・チャンコーチの錦織選手に対するコメント

実際に去年の11月にエキシビジョンマッチとして、彼と対戦したことがあります。有明(コロシアム)で満員の観客の前で彼と対戦したのは本当に楽しい体験でした。彼は間違いなくツアーを担うこれからの選手の1人です。名前を売り始めましたし、トップ選手にたくさん勝ち始めています。彼の身体能力やテニス選手としての才能はますます知られるようになっています。彼が自分自身や自分のプレーに本当に自信を持っているかどうかまだ分かりませんが、自信がプレーに表れるようになれば、彼はもう一段レベルアップするはずです。大切なのは自分を信じることです。最高の選手に勝てる、しかも大きな試合でも倒せると信じることです。

彼は既に最強のアジア人選手ですよ。いや、それ以上に、彼には世界トップ10に入れるだけのポテンシャルがあります。しかし現段階で彼が世界ランク1位になれるかについて話すのは時期尚早だと思います。もっといい試合をする必要がありますし、グランドスラム大会でもっと上位での試合経験が必要だと思います。

今、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノヴァク・ジョコビッチ、アンディ・マレーの4人は、他の選手よりも群を抜いています。グランドスラムを見れば、それは明らかです。彼らの牙城を切り崩すのは大変です。でもできなくはありません。圭にもその可能性があります。彼がそうするかしないかは、見守るしかありません。今後、彼はとても成長するでしょうから、そうなるのを待ちましょう。期待しましょう。

※出典元:
http://www.wowow.co.jp/documentary/
legend/interview_michaelchang.html

マイケルチャンのインタビュー

決勝前のインタビューです。試合前には4時に寝たことや、錦織選手と出会って、フィジカルを鍛えたこと、アジア人を教える機会ができて嬉しいし、錦織は良くなっているなどと話しています。

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