サーブ&ボレーのレッスン2
※レッスン1をまだ見ていない方はレッスン1を御覧ください。
レッスン#2
今回のテーマは【前に詰める時のバランスの取り方】についてです。
この状態の時、相手(ジョコビッチ)は、
彼の右側を抜くこともできますし、彼の左側を狙うことができる、
またはロブで彼の上を抜くこともできます。
これらのすべての可能性が存在するわけです。
ここでよくある間違えですが、
ボールがこちら側に戻ってくる前にネットに詰めてやろうと
できるだけ早く、ネットに詰めようとする人がいますが間違えです。
実はそれでは、効果的にボレーをすることができません。
プロの映像を見ると、着地後に、
1歩、2歩、と進み・・
スプリットステップをします。この時、
写真で見ると、彼がダッシュしてきたとは思えないぐらい
バランスがとれているのが分かります。
できるだけ前に行こうとしてバランスを崩すのではなく、
このようにバランスがとれている状態を目指してください。
そして、スプリットステップについて。
どこでスプリットステップするべきですか??
と質問を受けることがあります。
どこで?で判断するのではなく、
いつするのか?
を考えてください。
いつもここでスプリットステップをするんだ!
と考えるのではなく、
リターンする人のところにボールが行った時に
スプリットステップするようにしましょう。
レッスン3に続きます。