【プロのリターンを学ぶ2】ジョコビッチのリターン
ジョコビッチのリターンを学びます。
ナダルは後ろに構えるタイプでしたが、今回はもう少しアグレッシブに前の方で
リターンをする方法に焦点を置きたいと思います。
あなたがどんなプレーヤーかを知っておくことが大事ですよ。
もしあなたが反射神経が良ければ少し前にでてリターンできます。
ジョコビッチ、フェデラー、マレーはベースラインの後ろにボジションを取ります。
今回はジョコビッチを例に説明します。彼はとても背が高くカバー域も広いです。
そして良い選手に共通することですが、低く構えます。
常に膝を少し曲げています。
すべてのエネルギーは足にたまります。
つま先に体重が乗っていて、
スプリットステップのあとにすぐ動けるような状態にします。
●ここでのポイントは、
ジョコビッチはベースラインの後ろで構えていますが、
常にリターンの最後は前への動きです。これがボールにペースを与えます。
そして彼はボールが跳ね上がる前に捕らえています。
もしボールが跳ね上がるのを待っているとリターンが難しくなります。
常に腰と頭の間の高さでボールを打つようにします。
最初から前に構えているので、少ししか前に動いていませんが、
相手に時間を与えないで、リターンをすることが可能です。
サーブを打った後、相手がバランスを取り戻す前に、
相手のコートにボールを返すことができるのです。
時間があるときはスピンをかけて返してもいいですが、
早いタイミングで打って返すだけでもプレッシャーをかけることができます。