デビスカップ
男子テニス国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1Rで、日本は2勝3敗でカナダに敗れました。2年連続のWGベスト8進出はならなりませんでした。
■デビスカップとは?
デビスカップ (Davis Cup) は、1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦。略称はデ杯。原音では「デイヴィス・カップ」に近い発音。名称は優勝杯を大会に寄贈したドワイト・デービスにちなむ。かつてはNECが協賛をつとめていたが、現在はこれにかわってBNPパリバがつとめており、「Davis Cup by BNP Paribas」の名で開催されている。
なお同等の女子テニス国別対抗戦は「フェドカップ」という別名称がついている。(wikipedia)
■デビスカップに出れるのは4名
各国には代表選手4名が選出され、試合は3日間にわたって行われる。各試合は5セット・マッチで行う。第1日目はシングルス2試合、第2日目はダブルス、第3日目はシングルス2試合を行い、先に3試合を取った国の勝利となる。ただし、最終第5試合(シングルス)を待たずに一方の国が3勝を挙げて勝利が確定した場合、残った“消化試合”は3セット・マッチに短縮される。(wikipedia)
今回の出場選手は、
・錦織圭
・伊藤竜馬
・添田豪
・内山靖崇
■デビスカップ独特のルールとは?
また、開催国がサーフェスを決定することができる。開催国は、過去に対戦がないか、対戦が古すぎる場合は抽選、それ以外の場合は両国が交互に開催することになる。そのため、開催国は自国に有利になるコート・サーフェスを用意する場合が多い。 例えば、クレー勝率9割超えのナダルを筆頭にクレーコーターの多いスペインはクレーを選択することが多い他、伝統的に速いコートが得意な選手の多いアメリカはハードコートを選択する場合が多い。逆にそれらを封じるために、相手の不得手とするコートをあえて選ぶ場合もある。ビッグサーバーの多い国(クロアチアなど)を相手にする場合は、サーブの威力の落ちるクレーコートを選択する、などがそれである。(wikipedia)
今回は速いインドアハードコートが用意された。ビックサーバーのラオニッチにとっては有利なコートです。しかも、バンクーバーでアウェー。しかし世界4位の錦織選手は、そのハンデにもかかわらずラオニッチを下しました。
●第1試合で伊藤竜馬
0-3でM・ラオニッチ選手の勝利(2-6、1-6,2-6)
Highlights: Milos Raonic (CAN) v Tatsuma Ito (JPN)
◯第2試合 錦織 VS ポスピシル
3-0で錦織圭選手の勝利(6-4、7-6(5)、6-3)
●添田豪・内山靖崇ペア vs D・ネスター・B・ポスピシルペア
2-3でD・ネスター・B・ポスピシルペアの勝利(5-7、6-2、3-6、6-3、3-6)
2日目
◯第四試合 錦織 VS ラオニッチ
3-6、6-3、6-4、2−6、6−4
Highlights: Milos Raonic (CAN) v Kei Nishikori (JPN)
Full match
●第5試合で添田豪(86位)VS バセク・ポシュピシル(同62位)
2勝3敗で日本の1回戦敗退が決まりましたが、日本は9月に行われるプレーオフ(対戦相手未定)にワールドグループ残留をかけることになります。