サーブ&ボレーのレッスン1
今回学ぶのは、サーブ&ボレーです。
トッププロの中でもトップクラスのサーブ&ボレーを武器とする
ナダン・ゼミネッチ選手の映像を使います。
彼はダブルスのスペシャリストです。
ATPで44個のタイトルを持っています。
これからお見せするのはジョコビッチとの練習風景ですが、
彼の11秒間の動画で、サーブからネットまでの動きです。
ダブルスでもシングルでも使えるのでぜひ勉強しましょう。
※Essential tennisの動画です。
この動画から、3つの正しい動きを覚えます。
サーブを打って、(move in)前に出て、ボレーを打つ。
ここまでです。
そして、この回で覚えるのは、
ネットへ向かうために重要な、一番最初の動作です。
彼は素晴らしいサーブの動作をしています。
トロフィーポーズからラケットヘッドを落として、
打点へ向かいます。インパクトに注目してみましょう。
1mほど内側でインパクトしているのが分かりますか?
打点はコートの4~5フィート内側(1メートルくらい)にあります。
ネットのほうに向かって前傾姿勢になっています。
インパクトのあとで大切なポイントはサーブを打った後の形です。
アスリートがダッシュするときの方になっていますよね。
バランスが凄く上手くとれているのが分かります。
バランスがとれていれば、次の一歩が踏み出せるので、
コントロールでき、自然と攻撃的に前にでていくことができます。
これができると、サーブの後に驚くほど早くネットに詰める体制が出来ます。
これまでの映像で大事な点は2つ。
ポイント1.インパクトはコートの内側でむかえる
ポイント2.前足で着地して、バランスがとれていること
これは、彼のようにダイナミックに大きな動きができなくても大丈夫です。
早いサーブが打てない方でも大丈夫です。
少しでもコートの中でインパクトをむかえることが大事です。
そして着地した時に、バランスがとれていること。
次の一歩が踏み出せて、攻撃的に前に出れることが
ここでのポイントです。