【動画まとめ】錦織圭選手 サーブ動画11選
今回は錦織選手のサーブについてまとめてみました。
テニスはサーブから始まるため、必ず打つ大切なショットになります。以前は錦織選手はサーブが弱点と言われていましたが、マイケル・チャンコーチやラケットの改良もあり、かなり進化してきました。
今回はその錦織選手のサーブについてまとめてみたいと思います!
Contents
錦織選手のサーブの特徴
錦織選手の背はテニス選手の中でも低い方です。
今年の世界トップ8名の写真ですが、かなり身長差があります。(左から4番目)
(出典元:ATPオフィシャルサイト)
サーブは背が高い方が有利と言われますが、背が低くてもいいサーブを打つ人は一般にも多くいます。スピードの面では難しいかもしれませんが、サーブはそれだけではありません。
実際に錦織選手のサーブは最速200km/hくらいです。ですが、試合にはしっかり勝てています。
錦織選手のサーブはコースのコントロールや球種などといった質がいいから勝てるわけです。
錦織選手の進化はこの質の向上に見られるものなんですね!
錦織選手のサーブ練習動画
フラットサーブ、スライスサーブ、スピンサーブをデュースサイド、アドサイドからそれぞれのコースに打ち分ける技術があります。
錦織選手はこのようにサーブを打ち分けることによって相手のリターンを苦しくさせて、ストローク戦で優位に立つことができます!
錦織選手のサーブのポイント
ポイント①後ろ足を寄せて打つ
錦織選手のサーブは打つ時に後ろ足(右足)を寄せて打つタイプです。後ろ足を寄せることでかなり力のあるサーブを打つことができます。トスを上げてからひざを曲げて大きく沈み、そこから伸びあがって強いサーブを打っています。
打つ前
トスアップ時
足を寄せるサーブはこんな人にオススメ!
・サーブのスピードを上げたい人
・力のないジュニア選手や女性で威力を足したい人
後ろから見た錦織選手のサーブ
※後ろ足を寄せる注意点
後ろ足を寄せることで、力を出すことができる反面、安定感がなくなります。(支える筋力が必要)しかしこれは練習でカバーできるので、とにかく反復練習が必要です。
ポイント②背筋を曲げない
横から見た錦織選手のサーブ
インパクトの瞬間の画像
この動画のポイントはサーブを打つ時に背筋を伸ばして打つことです!
背筋が曲がるとせっかくの下半身の力をうまく伝えることができません。これは非常にもったいないです。錦織選手は背筋を伸ばして打つことで下半身からの力をボールに伝えることができるのです!
しかし、トスが低すぎると背筋が曲がってしまうので、できるだけ一番高い位置で打てるようにしましょう。トスが毎回ぶれないことも大事ですよ。
サーブ後の画像
打ち終わりの姿勢もきれいに保たれているので、次のプレーに入りやすいです。ぜひ、サーブを打つ時に背筋が曲がっていないか意識してみてください!
錦織選手のサーブのグリップ
前から見た錦織選手のサーブ
この動画を見ると、少し厚めのグリップです。コンチネンタルが基本ですが、錦織選手はコンチネンタルより若干厚めに握っています。
厚く握るほどフラットサーブの威力が上がるのですが、その反面、回転系のサーブが打ちにくくなります。正直、グリップに関しては人それぞれだと思います。
フラット系のサーブを強くしたいということで若干厚めに握る人もいます。自分がどういったサーブを打ちたいかを考えて選択してください!
サーブからのポイント練習動画
サーブからのポイント Nishikori vs Cilic – US Open 2010
スローモーション動画
イメージアップ用動画
軽いサーブ練習 Indian Wells 2015
錦織圭君、サーブ練習(Kei Nishikori Serve Practice)
2016年 サーブ練習
ここまで、錦織選手のサーブについて特徴を書かせていただきました。足を寄せるサーブを打つ人にとっては参考になると思います!
ただ、個々人によって背丈や体格は異なりますので、自分に合ったサーブを見つけてみてください!