【動画レッスン】グリップについて
■グリップの大切さ
あなたにとってどうやってラケットのグリップを握るかは、非常に大事です。
その理由として、グリップの握り方でスイングするときの振り上げ幅に
大きな違いがでるからです。
振り上げる幅が変わると、どうボールに影響が出るかというと、
振り上げる幅が大きくなるほど、ボールを擦りあげることが出来るので、
その分スピンがかかります。スピンがたくさんかかれば、アウトが減り、
ボールは相手のコートに入る確率が上がります。(ナダル選手のような
プレースタイルを目指す方向け)
一方で、あるグリップでは振り上げ幅が狭まり、
スピンが減る分、アウトは増えますが、フラット系のパワーショットが打ちやすくなります。
(フェデラー選手のようなプレースタイルが好きな方向け)
このように、グリップ一つでその後のあなたのプレースタイルが
変わるという事を覚えておいてください。
■グリップの握り方
1.ラケットのグリップの下から見た図です。
下から見るとグリップが全部で8つの面があることがわかります。(下記参照)
2.ラケットの断面を別の角度から見た時
これからはこの番号をつかってグリップについて説明がありますので、
ここをしっかりと理解をしておく必要があります。
3.掌もみてください。
グリップが手と触れる際に、基準としたいのが
① Index Knuckle =『人差し指の付け根のあたり』
② Heel Pad= 『掌の下部にある盛り上がり』
この2つがグリップの1~8のどの個所に当たるかでグリップの名称が変わてきます。
4.コンチネンタルグリップを例にしています。
コンチネンタルグリップの場合は掌の盛り上がり部分が2番に接触しているのが分かります。
5.人差し指の付け根部分にも2がきており、コンチネンタルグリップで握るためには、
その2か所をグリップ側の2に当てれば自然とコンチネンタルグリップになります。
コンチネンタルグリップは、基本的にサーブやボレーの時に使いますので、
是非覚えておいてください。
簡単にグリップについて説明いたしましたが、
なんとなく握り方が大事そうだということを分かって頂けましたか?
後日、フォアハンドで使えるウェスタングリップや
セミウェスタングリップについてお話します。