【テニス動画】錦織圭 ドロップショット動画8選
ドロップショットについて錦織選手はドロップショットの名手というイメージですよね。良く試合でも使います。
ドロップショットはネットの前にボールを落とすショットです。テニスコートは縦長ですので、こういう前に落とすショットというのはかなり有効なんですね!
今回は錦織選手のドロップショットについて見ていくことにします!
Contents
錦織選手のドロップショット
錦織選手のドロップショット動画
2016年イタリア国際
2016全米オープン13分30秒あたりです
錦織選手がドロップショットを打つタイミングとは?
錦織選手がドロップショットを打つタイミングについて、こちらの動画をご覧ください。
2016年デビスカップ
2分40秒あたりです
これは後ろから見たドロップショットですが、相手の足が完全に止まったときに打っています。
強打するぞ!と見せかけてドロップショットを打つので相手は対応ができません。
錦織選手はドロップショットが華麗なため印象には残りやすいですが、実はラリーの流れの中で有効な場面でしか打たないのが特徴です。
錦織選手がドロップショットを打つときのグリップ
錦織選手がドロップショットを打つときのグリップはコンチネンタルグリップです。(錦織選手は他のプロに比べ、少し厚めに握っている感じがしますが) これはどのプレーヤーもコンチネンタルだと思います。
コンチネンタルグリップは手のひらで打つ感覚でラケットを器用に使っています。打つときにはしっかりラケットに当てて、上から下にこすって回転をかけます。ポイントとしては手首を固定し、回転を強くかけて打つことです!
体重が後ろに乗っていたり、手首がフニャフニャだとなかなかコントロールが難しく、逆に相手のチャンスボールになることもあるので、重心を低く保ちながら、しっかり体重を前にして打つことが大切です!
錦織選手のドロップショットはちょっと独特?
こちらの動画をご覧ください。
錦織選手とフェデラー選手のドロップショットの違い
フェデラー選手のドロップショットです!フェデラー選手も錦織選手同様、ドロップショットが得意です。フェデラー選手もラリーの中で有効な場面で打っているところは同じですが1つだけ違うところがあります。
錦織選手とフェデラー選手のドロップショットの違いはショットの軌道です。
フェデラードロップショット動画集
フェデラー選手は軌道が山なりです。相手のボールの勢いを殺してやわらかいタッチで前に落としています。フェデラー選手だけでなく、ジョコビッチ選手なども多くの選手は山なりです。
それに対して錦織選手は直線的です。かなり独特だと思います。
錦織選手のドロップショットの軌道
2014年全米オープン決勝
バックスピンを強くかけて直線的に打つことで、あまり跳ねない、かなり取りづらいボールになっています。普通は山なりにネットを越すのですが、錦織選手はかなりボールタッチが上手なためできるのでしょう!普通のプレーヤーでは難しいです!
ドロップショットの難しさ
ドロップショットは繊細なショットなため、実際はかなり難しいですし、なかなか決まるものではないです。錦織選手にも失敗があります。ドロップショットの失敗例を挙げます。
失敗例① 2015年全豪オープン
4大大会の準々決勝の大事なポイント・・。上体が浮いてしまい、力のないドロップショットは浅くなり、ネットにかかってしまいました。この失敗で錦織選手は敗退してしまいました。錦織選手でも、こんな失敗もあるんですね。
また強く打ちすぎると相手にチャンスボールをあげてしまうので、力加減が難しいです。
失敗例② 2014年全米オープン(1分30秒あたり)
(普通の選手ならドロップショットを打つ絶好のチャンスだったわけですが、ジョコビッチのバランスを整えるまでの時間が早すぎて、ドロップショットがチャンスボールになってしまいました。自分より格上の選手に対してドロップショットを打つには、リスクも伴います。ドロップショットを打つことで、プレーが弱気になることもあるので注意が必要です。)
ドロップショットの上達法
ジョコビッチのようなドロップショットを打つ方法(そのうち日本語で解説したいと思います。)
錦織選手のドロップショットを真似できるような練習動画はまだほとんどありませんが、試合の動画を研究して、遊びの中でドロップショットを打っていくうちに自分の武器になると思いますので、ぜひやってみてくださいね。
錦織選手はかなり独特なドロップショットです。天才的なボールタッチで楽しませてくれるので、彼のプレーはいつみても楽しいですね。
これからも素晴らしいドロップショットを披露してほしいですね!