ドキュメンタリー番組:トミー・ハース(TOMMY HAAS)3
「トミー・ハースの1日 パート3」です。
今回で最後となります。
2:15pm
アカデミーに戻って、バスケットボールでトレーニングをします。。
トレーニングに他のスポーツを取り入れることはとても大事なことで、
普段使わない筋肉なども使います。
特にバスケットボールは、方向転換が多いので、とてもいいフットワークの練習になります。
そして、そのあとには、ストレッチを行います。柔軟性はアスリートにとってすごく大切です。
練習の後はフィジカルセラピストの元、マッサージを受けます。
トミーは肩に負担が掛りやすいので、こうやって肩の緊張をほぐしてやります。
ケガの再発を防ぎます。
トミーはケガをしている間もコートにはいませんでしたが、その間も上達、成長できる選手です。
彼は、他の選手の見本にもなっているとコーチは言っています。
この3つの動画を通して、世界のトッププレーヤーになるためには、
厳しい練習だけではなく、精神的にも成長でき柔軟であることが大切だということを
トミーから学べると思います。
長年テニスをプレーするとケガをする経験もありますが、
多くの選手たちがその道を諦めざるをえないことも多々あります。
しかし、そんなときでも焦らず、コートの外でできることをし、
成長して行けるかどうかで、ケガの後もトップを目指せるかどうかが
成功の道へと繋がっているそんな気がしました。
■UNCOVER
また別の特集もしていました。最近の特集ですね。
トミー・ハースは今、34歳で現役としてプレーしています。
彼の今のチャレンジについてのドキュメンタリーです。
トミーにとって年齢はただの数字で、
もし自分の体が調子よくて、行けると感じれば、
目標を達成することは可能だと話しています。
彼は99年にジミー・コナーズを破り初めてタイトルを取りました。
オリンピックでメダルも取りました。
ピークは2001年で、とても調子が良く世界ランク2位まで上りつめ、
そのままワールドランキング1位も狙える位置までいきました。
そして2002年のウィンブルドンもシード3で迎える
チャンスを手にしたタイミングで、
彼の方の怪我と家族のバイク事故が重なり、
テニスをやるどころではなくなってしまい休養を取ることを余儀なくされました。
そこから怪我に悩まされることになります。
怪我が治れば、また怪我と。。
肩の手術も受け、2010年彼はカームバックを果たします。
ロジャー・フェデラーを芝のコートで倒すという快挙を成し遂げます。
まだ彼がATPでやっていけることを証明したのです。
彼はATP選手の平均年齢ではかなり上の方ですが、
トミーはATPでプレーしていることを楽しんでいます。
彼が体のことをよく知っていて、
まだまだやっていけるとそう感じているようです。