【動画まとめ】アンディー・マレー リターン動画8選
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マレーのリターンについて
マレーのリターンはジョコビッチと並んで世界トップのリターナーです。長いリーチと情人離れした反射神経でとにかく、サービスエースを許しません。錦織もマレーのリターンは世界で一番だと言っています。特に今年のウィンブルドンの決勝では、相手はビッグサーバーのラオニッチ選手でしたが、素晴らしいリターンを連発していました。
今回はマレー選手のリターンについて見ていきましょう!
ファーストサービスのリターン
こちらの動画をご覧ください。
2016年 ウィンブルドン vsラオニッチ
ラオニッチ選手といえば屈指のビッグサーバーです。この動画でも236km/h出ていますが、難なく返しています。これに反応するのはすごいの一言だけです・・
とにかくマレー選手はエースをとられないイメージが強くあります。
セカンドサービスのリターン
マレー選手のセカンドサーブへのリターンは他の選手と比較して特殊です。特徴としてはコート内に入ってライジングでリターンしています。フェデラーもSABRという戦法をとることもありますが、常にコート内でセカンドサーブをたたくのはマレー選手だけでしょう。とにかくセカンドサービスになるとプレッシャーをかけてくるので、相手からしたら嫌です。特に下の動画でもそうですが、錦織選手はセカンドでかなり叩かれています。
・ファーストサーブとセカンドサーブとの違いですが、リターン位置を見てください
リターンの位置の違い
位置の違い① ファーストサーブ
こちらはファーストサーブでのリターン
位置の違い②セカンドサーブ
これはセカンドサーブでのリターンです。
かなりコート内に入ってきていることがわかると思います。この位置だと、特に男子プロはセカンドサーブにスピンサーブを使う選手が多いのでライジングに返さなければなりません。
ライジングは難しいので他の選手はこういったことはしませんが、マレー選手は積極的に叩いてくるんですね!これができれば相手はサーブを打った次の瞬間にボールが返ってくるので、苦しい展開になってしまいます。
2016年デビスカップ vs錦織 (0:33あたり)
錦織選手もリターンエースを食らっています。
相手のサービスゲームに常にプレッシャーをかけられるために、マレー選手がどんどんブレークできるわけです!
練習動画
次の動画2つはリターン練習のものになります。
リターン練習動画①
リターン練習動画② (8:40あたりから)
サーブは速いので、ストロークのように時間に余裕がありません。動画を見てもわかりますが、フォアもバックもコンパクトなテイクバックからラケットをボールにフラット気味に押し出しています。タイミングのイメージとしては1,2の二拍子のタイミングです。
1でスプリットステップをしてフォアでとるかバックでとるかを判断し、体をコンパクトにひねります。
2でラケットをボールに合わせながら、ひねった体を戻し、ボールを打ち返す
単純ですが、本当にそんな感じです。なかなか一般の選手では、出来ないと思います。
スロー動画①
スロー動画②
マレーのサーブリターンについてまとめた動画がありましたのでご覧ください。
イメージができた後に見るとマレーの動きがよくわかると思います!
マレーのリターン動画
ラケットの動きを最小にし、コンパクトに打っていることがよくわかりますね。
これがマレー選手のリターンの極意です!
マレーのリターンの際に真似したい点
マレー選手のリターンの際に参考にしたいのはグリップの持ちかたです。基本的すぎるかもしれませんが、右手はフォア、左手はバックの持ちかたにしています。こうすることで左右どちらに来ても大丈夫です。
これくらいなら知ってるよ!ってかたも多いかもしれませんね・・
まとめ
マレー選手は世界屈指のリターナーです。どんな選手でも嫌がるくらいの武器になっています。とにかく反応する!そんな感じの選手です。
マレー選手の華麗なリターンをこれからも発揮してほしいと思います!
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