錦織選手の2016年の試合まとめ
(メイン画像の出典元:オリンピック公式チャネル)
2016年シーズンの錦織選手の試合についてまとめてみました!
2016年の錦織選手のシーズンは世界5位で終わりました。4位までに入っていれば、グランドスラム、特に直近の全豪オープンでマレーやジョコビッチと準決勝まであたらないので、試合が有利に進めるかな、と思ったので少し残念でした。
ですが、今年も錦織選手は素晴らしい試合を見せてくれました!
リオオリンピックでは銅メダルを獲得し、96年ぶりの日本にメダルをもたらしました。また全米オープンではマレーをフルセットで破るなど素晴らしい試合を演じてきました。
そんな錦織選手の熱戦を見ていきたいと思います!
Contents
全豪オープン(ハード、1月)
全豪オープンでは強敵ツォンガに快勝し、準々決勝でジョコビッチ選手と対決しましたが敗退し、ここで去りました。優勝はジョコビッチ選手でした。
メンフィスオープン(ハード、2月)
(優勝カップはギター型のトロフィーなんです!)
ここ3連覇中のメンフィス・オープンで今年は第1シードで登場。見事優勝し4連覇を飾りました!
本人は「うれしくない」とコメントしていましたが、第1シードで登場しているため、勝って当たり前ということなのでしょう。頼もしいコメントですね!
デビスカップ(ハード、2月)
日本vsイギリスの試合でした。特にシングルスのエース対決でマレー選手と激突。フルセットにもつれる激しい試合でした。最初の2セットをとられるものの、3セット目、4セット目と取り返しました。しかし5セット目を取られ、惜しくも敗れました。マレー選手は強かったですね。4時間54分の長丁場でした。
マイアミ・オープン(ハード、3月)
マイアミ・オープンはグランドスラムに次ぐマスターズ1000の大会で、錦織選手はまだこの大会の規模での優勝はありません。この大会で以前、フェデラー選手から初勝利を挙げました!
今年は決勝進出を果たしましたが、ジョコビッチに敗れ、準優勝に終わっています。
コートも錦織選手が得意はハードコートで相性もいいのかなと個人的には思っています。2016年の大会で快進撃を見せ、決勝に進出するもまたもジョコビッチ選手に破れ準優勝に終わりました。
ここからクレーシーズンに入っていきます。錦織選手は自身ではハードコートが好きだといっていますが、実は戦跡がいいのはクレーコートなんですね!
今年のクレーシーズンを振り返ります。
バルセロナ・オープン(クレー、4月)
この大会は2連覇中で、今年3連覇を目指して臨みましたが、決勝でナダルに敗れ、3連覇とはなりませんでした。
マドリッド・オープン(クレー、5月)
これもマスターズ1000の大会です。過去全敗のガスケを破り、キリオスを倒しましたが準決勝でまたもジョコビッチに敗北しました。
全仏オープン(クレー、5月)
全仏オープンはグランドスラムの一つです。ここでも錦織選手の活躍が期待されましたが4回戦でガスケとあたり敗北、マドリッド・オープンの雪辱を果たされてしまいました。
芝シーズンに入りましたが、錦織選手は脇腹の痛みを抱えてしまいます。
結局そのままウィンブルドンも3回戦までは勝ち上がりましたが、対チリッチ戦でけがが悪化し、棄権するという悔しい結果でした。
ここから、錦織選手が好きなハードコートのシーズンに入ります。
ロジャーズ・カップ(ハード、7月)
マスターズ1000の大会。準決勝でワウリンカを破りました!2分22秒のところなんてワウリンカが信じられないミスをしていますね・・
ですがワウリンカ選手を圧倒していました。
その勢いで決勝進出もジョコビッチに敗れ準優勝に終わりました。
リオ・オリンピック(ハード、8月)
その後のリオ・オリンピックでは、準決勝でマレーに敗れるも、3位決定戦で宿敵ナダルを撃破!
銅メダルに輝きました!日本では96年ぶりのメダルです!
また準々決勝のモンフィス戦でもマッチポイントを握られながら何とかしのいで逆転勝利という素晴らしい勝利もありました!
全米オープン(ハード、8月)
ベスト8まで順当に勝ち上がり、準々決勝でマレーと激突。3時間57分のフルセットで大勝利!しかしその後の疲労もあり、次の試合でワウリンカに1-3で敗北し、ベスト4に終わりました。本人も疲労はあったと話していました。
楽天オープン(ハード、10月)
これは日本で行われる大会で、錦織選手を一目見たいと多くのファンが詰めかけました。
ですが、錦織選手はけがの影響で2回戦で棄権しました。その後のマスターズ1000の上海マスターズも欠場を余儀なくされてしまいます。
ツアー・ファイナル(ハード、11月)
ラウンドロビンでワウリンカに快勝し、全米オープンのリベンジを果たしました!
続くマレー戦では3時間20分の激戦も惜敗しました。チリッチ戦も敗退しましたが、決勝トーナメントに進出しました。
決勝トーナメントではジョコビッチに完敗し、今シーズンを終えています。
IPTL(ハード、12月)
【まとめ】
今年はツアー戦に加えてオリンピックもあるというハードなシーズンだったと思います。
またこうしてみるとジョコビッチに対して6戦全敗でした。ジョコビッチを倒さないとタイトルは取れないなという印象です。
来シーズンはマレー、ジョコビッチを倒してマスターズ制覇やグランドスラムの制覇をしてほしいと思います!